夫の浮気が発覚。「自分を裏切って他の女と関係を持った夫を許さない」という怒りや憎悪だけでなく、「どうしてこんなことになってしまったのか、自分にも非があったのだろうか」という自己嫌悪など、様々な気持ちに悩まされる日々を送っている方がたくさんいると思います。
「この先どうするのか…」それは浮気した夫を許すか、許さないかという感情的な問題だけでなく、今後の生活のこと、子供のことなど様々なことを考えて判断する必要があります。「浮気したら即離婚!」という考えもありますが、あなたの未来、そして子供の未来のことをよく考えて賢く決断しなければ、結果後悔することになるかもしれません。
ここでは、夫の浮気の対処法として「夫の浮気を許すか、許さないか」「離婚すべきか、それとも関係修復すべきか」を悩んでいる方に向けて、判断基準となるポイントをまとめています。浮気発覚後の対応を検討する際の参考にしてください。
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夫婦のかたちは人それぞれ。夫の浮気を許す・許さないの判断を早まらないで
浮気は夫婦にとって非常に難しい問題です。どのような対応をすればよいか、どの道を選ぶべきかに1つの答えがあるわけではなく、それぞれのケースや立場によって考え方は様々です。ある夫婦でのベストな決断が、他の夫婦に同じように当てはまるものではありません。
そのため、家族や友人など周りからは様々な意見があると思いますが、最後に決めるのはあなた自身であり、周りの意見に惑わされてはいけないということです。もちろん、アドバイスとして心に留めておくことは大切ですが、最終的に夫の浮気を許すか許さないか自分にとって幸せなのかを自分で考えることが重要です。
浮気をされた時点で幸せではないと思いますが、自分の気持ち、子供や経済面などの現実的なこと、夫はどう考えているのか、など様々なことを総合的に考慮して、あなたがどうしたいのか、夫の浮気を許すか許さないかを考えることがより良い未来に向けて今必要なことでしょう。
まず自分の気持ちと向き合うこと。浮気夫を許すか?許さないか?
浮気夫を許すか、許さないかを判断する上で非常に重要なのが、あなた自身の気持ちです。もちろん今後の生活のことなど現実的なことを総合的に考えなければいけませんが、自分自身の気持ちを整理してそれを乗り越えることが結論を出す一歩となります。
夫のことをまだ愛しているかどうか
浮気をされてもまだ夫が好き、愛しているという気持ちがあれば、今回の過ちは許すことで関係を修復したいと考えるでしょう。お互いに運命の人と決めて結婚したのです。浮気はもちろん許せないことですが、これにより伴侶を失うというのも嫌だという気持ちもわかります。
一方、「愛しているからこそ裏切られたことが許せない」という意見もあります。また、「たった一度でも裏切りはどうしても許さない、他の女と関係を持った男とは一緒にいたくない」と夫に対する不信感と嫌悪感がどうしても消えず、以前の関係に戻るのは無理だと感じている方ももちろん多くいるでしょう。
浮気に対して考え方や価値観は人それぞれです。ただ、離婚は感情論だけで決断できるものではありません。一度の過ちで夫と別れてしまってから、その後の人生で苦労するというのはそれも辛いものです。
時間が傷を癒してくれる可能性もありますし、夫が改心して以前のように戻ってくれる可能性もあります。浮気をされた悲しみや怒りは計り知れないものではありますが、感情だけで判断せずに現実的な面も考えてどうすべきかを考えることが大切です。
家庭を維持したいかどうか
自分が築き上げた家庭を失うということは、堪え難いものです。夫の浮気によりそれが崩壊しつつあっても、なんとか立て直したいと考える方は多くいると思います。自分がかつて思い描いた幸せな家庭を築くためにもう一度努力してみようと少しでも思えるのであれば、家庭を再構築するチャンスと捉えても良いのかもしれません。
浮気夫にも、完全に家族から心が離れていて浮気を始めた途端に家族に冷たくなったという人もいれば、浮気はしているが家では良き父親で子供も大切にしているという人もいます。身勝手な考えですが、家庭は失いたくないと考えている浮気夫も結構いるのです。
お互いに子供のためにもこの家庭を守りたいという気持ちがあるのであれば、修復の余地はあります。夫と共に改めて家族と向き合い、再び家庭を築いていく努力、夫の浮気を許す努力をしましょう。
夫の浮気、許す・許さないを経済面のリスクを現実的に考える
女性の場合は特に、離婚後の経済面のリスクをよく考える必要があります。単純に「許す」「許さない」という感情で決めて、その先満足に暮らしていけるという保証はあるでしょうか。特に子供が小さい場合は子育ての環境も考慮して決めることが大切です。
生活費や養育費など経済面は大丈夫か?
小さな子供を抱えてシングルマザーになったとして、1人で生活費を稼いで子供を養っていく自信があるでしょうか。今の家を出て住むところはどうするのか、働き先はあるのか、など、稼ぎのある再婚相手がいない限りお金の不安が常についてまわります。
小さな子供がいては働ける時間も限られますし、親の援助や協力がなければフルタイムで働くことはなかなか難しいのが現実です。慰謝料や養育費もそこまで期待できない状況で、パートタイマーで生計を立てるのは厳しいでしょう。ましてや専業主婦で働いた経験も少ない方であれば、条件の良い職を探すこと自体難しい可能性もあります。
子供のためにも安定した家庭を継続できるような、経済的余裕を保たなければなりません。裏切り夫は許せないかもしれませんが、今後の生活環境を踏まえたときに、自分にとっても子供にとっても少しでもプラスな判断をしたいものです。
親の援助や協力は期待できるか?
経済面を考えたときに、親の援助を受けられるかどうかも離婚を決断する要素の1つとなるでしょう。離婚後、実家に間借りさせてもらえるか、金銭的に助けてもらえるかの有無で、生活は大きく変わってきます。
また、経済面だけでなく、仕事中の子供の世話や家事などを両親に手伝ってもらえる環境にあるか、というのも考慮したいポイントです。親や親戚など頼れる人が近くにいなければ、1人で全てを背負っていかなければなりません。そのような状況も踏まえて、夫の浮気を許さないで離婚すべきか、許すことで踏みとどまるべきかを考えることが大切です。
浮気や離婚が子供に与える影響は?
浮気をした夫は許さないが、子供のことを考えたら家族を続ける道を選びたいと思う母親は非常に多いと思います。離婚が子供に与える影響は非常に大きく、その後の人生や性格形成を左右する可能性もあります。
子供が受ける精神的ダメージ
浮気という親の身勝手な行動により、家庭を崩壊させるというのは子供にとって非常に理不尽なことです。それまでの夫婦関係がどうであったにしろ、両親が別れることは、子供に取ってはとても辛いことであり、あなた以上に精神的ダメージを受ける可能性もあります。
父親がいない寂しさや、両親の離婚により受けた心の傷をしっかりとケアできるのかということも考えなければいけません。親に捨てられた、また捨てられるかもしれないという不安から学業成績が下がったり、その後の社会的地位が低くなる傾向もあると報告されています。
片親になることで家庭環境が悪化する可能性
シングルマザーになることで、金銭的な負担を負うことになるのと同時に、1人で働いてなんとか生活費を稼がないといけないという状況で子供と過ごす時間が減ったり、家事をしてあげられなかったりというリスクが考えられます。
家庭での教育が疎かになり、子供にも寂しい思いをさせてしまいます。ほしいものも買ってもらえないという不自由な思いをすることもあるでしょう。そういった環境は少なからず子供にストレスを与え、非行に走るケースも考えられます。
子供が父親になついている、家では良い父親である
家では良きパパで、子供も父親が大好きという場合は、浮気のことは自分が我慢をして家族を続けようという決断に至るケースが多いでしょう。子供が幸せなら自分の心の傷もいずれ癒えるということも考えられます。
それでも、夫が家族に向き合う気がなければ、それは叶わない夢です。ぎくしゃくした夫婦関係は子供も必ず感じ取り、逆に子供にとって悪影響になりかねません。子供が大きくなるまで夫の浮気を許さないけど離婚しないというのは、必ずしも良い決断とは言えないかもしれません。
今後の決断には夫の浮気パターンや姿勢も影響する
浮気した夫を「許す」「許さない」という判断は夫の姿勢によっても大きく変わってくると思います。浮気をする夫のパターンも様々で、それによって関係修復が望めるか、離婚するしか道はないか、など決断が分かれてきます。
夫が反省しているかどうか
夫が浮気について反省しているかどうかは、今後の対処法を決める上で非常に重要なポイントです。夫が反省していてもう二度と浮気をしないと言っている、浮気相手と別れて家庭に戻ってきたという場合は、あなたの気持ちさえあれば許すことで関係修復は望めます。
中には浮気を否定したり、逆切れをしたりという夫もいるでしょう。その場合は、夫に改心させて浮気を止めさせることができれば良いですが、相手の考えや姿勢を変えることは実際には難しいことです。変わる様子がなければ別れるか、あきらめて夫の浮気を許さないで割り切って関係を続けるかになります。
夫が浮気相手に本気かどうか
夫がどうして浮気をしたかを考えてみたことはありますか?「一時の出来心で関係を持ってしまっただけで、家庭は絶対に壊したくない」と思っているのか、「もともと夫婦関係が上手くいっていなくて、別れて浮気相手と一緒になりたい」と思っているのかでは状況がまったく異なります。
前者の場合は、浮気が発覚したらすぐに浮気相手と別れ、反省して家庭に戻ってくるでしょう。後者のように、夫が家庭を顧みず、浮気相手と一緒になりたいと思っているのであれば、自分がいくら関係修復をしたいと思っていても難しいでしょう。相手の方から離婚を切り出される可能性もあります。離婚原因を作った方からの離婚請求は一般的には認められていないのでご安心ください。
浮気はするけど家庭は守りたいというタイプ
また、中には、家族は家族で大事だけど、浮気相手とも別れられないというズルズルタイプもいます。非常に自己中心的な考えですが、家庭で得られる癒しや自分の地位と浮気相手から得られる快感と両方によって満たされているのです。
そういうタイプは飽きるまで浮気をやめない人が多いですし、別れても別の浮気相手を見つけて何度も浮気を繰り返すがあります。その場合は、愛想を尽かして夫の浮気を許さないで別れるか、子供や金銭的なことを考え、家庭では良い夫・父親だから割り切って我慢するかという判断になってくるでしょう。
夫の浮気を「許す」「許さない」それぞれの決断、その先の対応は?
以上はほんの一例にすぎず、浮気した夫と「許す」「許さない」を決める際には、考えるべきことがたくさんあります。それぞれの家庭によって状況は異なり、それが本当に正しい決断か、正解はありません。
いずれの決断をしたとしても、夫と今後のことを話し合う上で、浮気の証拠が必要となります。夫の浮気を「許す」と決めた場合でも、浮気相手への制裁として慰謝料請求をすることもありますし、「許さないで離婚する」と決めた場合は離婚訴訟へ発展する可能性もあります。
その場合、浮気の動かぬ証拠「不貞行為の証拠」がなければ浮気と認められず、優位な立場で話を進めることができないのです。夫の浮気が発覚して不安や怒りで逸る気持ちを抑えて、まずは確実な証拠を押さえることに専念しましょう。
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